塗装をすることでできる塗膜が重要

塗装は見た目の美しさに大きく左右するものであり、車などの場合は経年劣化により塗装が落ちてくると見るも無残な状態になります。また住宅も同様に見た目は建物の印象を大きく左右するものであり、屋外ゆえに雨の影響や日差しが強い中で塗料が落ちたり汚れが溜まると、築年数以上に古びた建物に見えることもあります。

そうしたときには外壁塗装を行うことにより美観を保ちキレイに美しくすることができるのですが、この外壁に塗料を塗ることは単に美しさを保つために行うものではなく、壁の表面に塗膜を張ることで建物を守ることに重要な意味合いがあります。塗膜と聞いたときに幼い頃にプラモデルにと塗料を塗ったり、または絵の具で絵を描いた思い出が蘇る方もいるかもしれませんが、ミリ単位以下の塗料を塗ることで本当に建物を保護することができるのか疑念に感じた方も多いかと思われます。

確かにプラモデルに塗るような塗料であれば遊ぶ中ですぐに剥げ落ちたり、またはプラモデルを衝撃から守ることはできないのですが、一方で建物に用いられる塗料の場合は近年になり劇的に進化を遂げており、一般的なところでも防藻効果・防カビ効果・遮熱効果・断熱効果・光触媒効果などをはじめとして実に様々な機能性を有しています。

建物は屋外にあることから外部からの刺激が強く、直射日光に多く含まれる有害な紫外線、環境悪化や工場の煙の影響による酸性雨などは建物を徐々に蝕む事になります。またそれ以外にも雨水が浸食した場合には建物内部の木材・コンクリート・金属・プラスチックなども徐々に腐食して建物全体が老朽化する事になりかねません。

こうした外からの刺激に対しては一義的に外壁が遮断する能力を持つのですが、徐々に防護能力が落ちると共に隙間を完全に埋めることができず、その外部に塗装を行い塗膜の力により遮断することは重要になります。また一般的に言われる耐久年数とはこの塗膜が機能する年数の事を指していますので、年数に応じて塗料を塗ることは非常に重要になり、それぞれのご家庭で年数を計算しておくと良いでしょう。