水性と油性の違い

外壁塗装で用いられる塗料の中には大きく分けて水性塗料(水系)と油性塗料(油系)の2種類があり、呼んで字の如く主成分として水を使うか油を使うかといった点で大きな違いがあるのですが、それ以外にもこの2種類の塗料にはどのような違いがあるのでしょうか。

まず水性塗料は溶剤で水を用いていることから塗料でよくある不快な臭いが少なく、内装への使用も可能な種類になります。水が主成分になりますので塗料を簡単に薄めることができ、また作業後には水洗いで用具を洗浄できる点も大きなメリットになります。

液型タイプでは1液型のみが存在し、塗料を加工せずそのまま使用することができるため使い勝手が良く、一般の方はもちろんのこと塗装業者でもこのタイプの塗料を使うことがあります。

価格は比較的に安価になるのですが、その一方で耐久性に関しては落ちることになり、耐磨耗性が弱いうえに気温が低い場合には塗料の水分が蒸発しないことから施工が難しいケースもあります。また耐久性が高いタイプの水系の製品も存在するのですが、価格が高くなりますので一般的なご家庭では不向きになります。

続いて油性塗料についてですが、こちらは溶剤として有機溶剤のシンナーなどが用いられているため鼻の付く臭いが非常に強く、環境に負荷をかけることから内装には適さず外装のみで使用する点が大きな違いになります。

油性塗料はおもに塗装業者などの専門家が使用することが多く、外壁などに対して直接塗装することが可能であるため水性塗料と比較すると工程の短縮が可能になり、また外壁はもちろんのこと金属部分に対しても塗りやすく、耐久性が強く塗料密着が良い点などが大きな違いになります。

液型タイプについては1液型とともに2液型も存在し、1液型に関しては使い勝手の点で水性とはたいして変わりはないのですが、2液型の場合は主剤と硬化剤を混合させた後は6~8時間以内に使い切る必要があり、使い回しができない点が少なからぬデメリットになります。